上と下、同じ雨の日に少し離れただけの所で撮った写真です。 垂れ下がり方は違いますが、葉を透かしてみえる枝の色はどちらも赤く、ルーペで観察した時は同種かもしれないと思いました。
じつは最初の写真が今回のミヤマリュウビゴケ Hylocomiastrum pyrenaicum で、上の写真はオオフサゴケです。
濡れたコケはほんとうに同定が難しくなります。
大形のコケで、不規則な羽状に分枝しています。
上は茎葉です。 茎には多くの毛葉があり、上の写真の葉の基部にもついてきています。
上は茎葉の背面から撮っています。 中肋の上端は刺で終っています。 葉身細胞の幅は3~5μmです。
上は枝葉です。
(2023.6.23. 長野県茅野市 標高約1400m)
◎ ミヤマリュウビゴケはこちらやこちらにも載せています。
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