ヤブツルアズキの葉に小さな白い白斑がいっぱい(上の写真)。 虫に吸汁された葉の組織が白化したのだろうと思い、吸汁した虫を探してみると・・・
メダカナガカメムシ
Chauliops fallax がたくさん見つかりました(上の写真)。 葉の裏をめくるとすぐに逃げ回り、吸汁しているところはみつかりませんでしたが、同じマメ科のクズなどでもよく見つかる小さなカメムシです(
こちら)。 ヤブツルアズキの葉の白斑を作った犯人は、このメダカナガカメムシでまず間違いはないでしょう。
幼虫もいました。 上の写真でたぶん終齢でしょう。 下はもう少し齢の若いもので、上と同じ拡大率にしています。
昨日は、ヤブツルアズキにもアリをボディガードとして利用するための花外蜜腺があることを書きました。 しかし花外蜜腺が花序にあることや、アリに劣らぬ素早い動きをするメダカナガカメムシのことですから、アリはあまり役に立っていないようです。
(2016.9.24. 堺自然ふれあいの森)
0 件のコメント:
コメントを投稿