上の写真にはいろいろなコケが写っていますが、円頭の葉はオオホウキゴケ Solenostoma infuscum でしょう。 山道の横の水の沁みだす崖にありました。 密に重なりあって生育していて、上の写真では茎の先と胞子体しか見えていません。
花被は円錐形で、数稜あり、ねじれ、雌苞葉からあまり飛び出していません(上の写真)。 葉は斜めにつき、広く開出して密に重なっています。
1枚目の写真でも葉の縁が赤くなっていますが、オオホウキゴケは上のようにしばしば赤色を帯びています。
上は伸びはじめた胞子体です。
上は手前の葉を切り落とし、苞葉の基部を見たものです。
上は腹面から仮根の様子を見たものです。 仮根は比較的多く、茎に沿っての流下は見られません。
上は葉身細胞で、大きなトリゴンが目立ちます。 上の写真では油体は、壊れているのか形成される前なのか、本種の特徴を示す油体は確認できません。
※ こちらには油体のはっきりした本種の細胞を載せています。
上はピントを葉身細胞の表面近くに持ってきて撮った写真で、弱いベルカが見られます。
上は胞子と弾糸です。
(2017.3.8. 滋賀県野洲市妙光寺山山麓)
◎ 本種は雌雄異株です。 受精は夏に行われるようで、こちらには造精器をたくさんつけた7月の雄株の様子を載せています。 また、こちらには上から約1ヵ月後の新しい葉を広げ始めた本種を載せています。








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