堰堤いちめんについたホウオウゴケ、顕微鏡で葉を見ると・・・
葉身上部の縁には鶏のとさかを思わせる鋸歯があり、葉縁には明るく見える帯状の部分がありますので(
こちら)、トサカホウオウゴケ
Fissidens dubius でしょう。
蓋や帽のある若い蒴は以前載せましたが(
こちら)今回の蒴の大部分は蓋が取れていました。
蒴歯は1列16本で、中ほどから2(~4)裂し、その先は糸状になっています。
トサカホウオウゴケは雌雄異株で、蒴をつけているのはもちろん雌株ですが、明日はこの
トサカホウオウゴケの雄株について書く予定です。
(2017.3.8. 滋賀県野洲市妙光寺山山麓)
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