2018-05-24

砂茶碗


 上は、2018.5.20.に泉南市の岡田浦で拾った砂茶碗です。 じつはこれ、ツメタガイ Glossaulax didyma の卵塊で、砂を粘液(?)で固めて作られていて、断面を見ると、その所々に白い卵が混じっています。



 上がそのツメタガイの貝殻です。 表面にアオサが張り付いたままで撮ってしまいましたが、なかなか美しい貝殻です。 しかしこのツメタガイ、他の貝を襲う肉食性の巻貝です。 殻頂部に小さな穴の開いた二枚貝は、多くの場合、ツメタガイの犠牲になった貝です。

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