ヨウシュヤマゴボウの花に交尾中のトックリバチがいました。 トックリバチの仲間も15種ほどいるようで、体形が似ているうえに模様の個体差があり、なかなか難しいのですが、たぶんミカドトックリバチ
Eumenes micado だろうと思います。
上で「交尾中の」と書きましたが、未だ交尾には至っていないようです。 メスは蜜を舐めるのに集中し、オスはメスの背に必死でしがみついているようです。
胸部の後ろと前伸腹節の様子が分かるよう、斜め後ろからの写真も載せておきます。
何枚か撮っていると、カメラが気になったのか、花を離れて下の葉に降りました。 そこを正面から撮ったのが上の写真で、上がオス、下がメスです。
交尾中の昆虫の撮影には2つのメリットがあります。 1つは逃げられる確率が低いこと、もうひとつは模様や形態が違っても同種であることや、雌雄の違いを示してくれていることです。
(2018.8.29. 堺自然ふれあいの森)
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