たくさんの無性芽をつけたカタシロゴケ
Syrrhopodon japonicus がありました。 3月に見た無性芽は褐色でしたし(
こちら)、春から生長した葉の先に無性芽をつけるとすれば、今ごろが緑色の元気でよく発達した無性芽を見ることのできる時期なのかもしれません。
このカタシロゴケはよく発達した群落を形成していました。 今まで見たカタシロゴケは、ほとんどスギの根元でした(例えば
こちら)が・・・
上は、白っぽい所はホソバオキナゴケですが、濃い緑の所がカタシロゴケの群落で、スギの幹の高さ2mほどの所まで登っていました。 下のスギの樹皮が見えている所は、大きくなりすぎたカタシロゴケが自重で剥がれ落ちたのだろうと思います。
左は同行のH氏で、採集したサンプルのデータを記入中です。 群落の大きさを表現するために入れさせていただきました。
上は、特にたくさんの無性芽をつけていた植物体です。
立体的に無性芽のついている部分をもう少し拡大したかったのですが、上の写真あたりが私の今の機材では限界で、あまり美しいとは言えない写真になってしまいました。
(2018.7.19.
醒井渓谷)
0 件のコメント:
コメントを投稿