下は 2013.11.16.に Part1に載せていた記事を、こちらに引っ越しさせたものです。
2013年11月3日、堺自然ふれあいの森でワタムシが大量に発生していました。
上の写真は、そのワタムシがジョロウグモの網にかかっている様子です。 網がちゃんと写っていませんが、ジョロウグモは網の中央にいます。 ジョロウグモの周囲に何も無いのは、餌が網にかかり、網が破れているからです。 網の残っている所には、たくさんのワタムシが引っかかっています。
ワタムシが小さすぎて餌に値しないのか、ワタムシが多すぎて手が付けられないのか、ジョロウグモは、ワタムシには全く反応していませんでした。 網がワタムシのせいで目立ってしまい、ジョロウグモには迷惑な話かもしれません。
上はたくさんのワタムシが網に捉えられている所を拡大したものです。 この写真では、獲物を捕えるための粘球は横糸にしかついていないことも分かります。
クモには迷惑でしょうが、ワタムシの観察には便利です。 下は網にかかっているワタムシを拡大したものです。
前にも書きましたが、ワタムシとは綿くずのように空中に浮かぶアブラムシ類の俗称で、特定の種につけられた名称ではありません。 写真のワタムシは、以前載せたワタムシ(こちらやこちら)とは別種のようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿