2021-04-22

サイジョウハムシドロバチ

 以下は Part1の 2014.5.20.からの引っ越しですが、撮影場所は昨日のクロミツボシアツバ幼虫と同じ公園です。 下記の営みが現在も続いていることが確認できましたので、この営みが少なくとも7年間継続していることの記録でもあります。

 上の写真、サイジョウハムシドロバチ Symmorphus apiciornatus と思われる3頭の蜂が写っていますが、いちばん下の蜂はノミゾウムシの幼虫らしきものを運んできています。
 これがどういうシチュエーションの写真かというと・・・

 2014.5.13.に、とある公園の東屋(上の写真)の茅葺屋根で撮影しています。

 手持ち撮影ですので画面が揺れますが、軒下での群飛の様子を動画にしてみました(上)。 BGMにはMusMus(ムズムズ)さんのフリーの楽曲をお借りしました。

 サイジョウハムシドロバチは屋根の中空の茅を巣として利用しています。 ここに幼虫の餌となるノミゾウムシの幼虫を入れ、卵を産み、泥で蓋をします。

 上の写真では、蓋をするのに使う泥玉を口に銜えています。


 運んできた泥玉で、巣に蓋をします(上の写真2枚)。

 上の写真あたりでは、完成した巣が並んでいます。

 上の写真にも、何頭かのサイジョウハムシドロバチが写っていますが、左上隅に色の違う蜂がいます。 この蜂は上の動画にも少しだけ登場しています。 明日はこの蜂について書く予定です。

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