岩上に明るい緑のコケ、調べるとナガシタバヨウジョウゴケ Cololejeunea raduliloba でした。 「平凡社では樹幹や生葉に着生」とあります。
いつものことながら、葉の質が薄く、背片と腹片がぴったりとくっついていて、顕微鏡では腹片の輪郭が分かりにくいコケです。 なお、腹葉はありません。
上の写真には花被に囲まれた胞子体が写っています(赤い矢印の所)。 このような胞子体はあちこちに見られましたが、どれも長く伸びた茎の下の方の短枝の先についていました。 平凡社では「(ヒメクサリゴケ属の)花被はふつう長枝に頂生し,・・」となっています。
(2024.7.10. 高槻市 川久保)
◎ ナガシタバヨウジョウゴケはこちらやこちらにも載せています。
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