上の写真、崖に垂れ下がるように育つのはナンブサナダゴケ
Plagiothecium laetum だろうと思います。 配偶体は下に伸びているのに、蒴は上を向いたり下を向いたりしていました。
上は蒴を拡大したものです。 生えていた状態からは、写真をほぼ90°回転させています。 帽は長く、先端は濃色でした。
葉は茎に扁平につきます。 枝分かれしている茎もありました。
葉の長さは 1.5mmほどでした。
葉は卵状披針形、非相称で凹みはほとんどありません。 短い2叉した中肋があります。
葉身中部の細胞は線形です。
(2016.3.29. 河内長野市 岩湧山)