渓流のすぐ横で育っていた写真のコケはコホウオウゴケ Fissidens teysmannianus だろうと思います。 学名は平凡社(2001)では F. adelphinus となっていますが、鈴木(2016)では上のように変更されています。
葉は披針形で、長さは 1.5~2.5cmです。
上は葉の先付近です。 中肋は葉先近くに届いていますが突出はしていません。 舷はありません。
上は背翼の一部です。 葉身細胞は六角形~方形で、長さは6~13μm(上の写真の最小目盛は10μmです)、表面は厚く盛り上がっています。
(2016.12.14. 宝塚市最明寺川)
◎ 蒴のついているコホウオウゴケをこちらに載せています。
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