上の写真、いろいろなコケが混じっていますが、一番多いのがトサホラゴケモドキ
Calypogeia tosana で、無性芽をつけています。
先端に小さな2歯(赤い円で囲ったところなど)を持った葉があちこちに見られます。
上は腹葉で、上の写真では基部にピントが合っていませんが、湾入してついています。 腹葉は2裂し、多くの腹葉では上の写真のように裂片がさらに2裂しています。 ほとんどの腹葉は、上の写真のように 20細胞幅前後でした。
上は葉身細胞です。 細胞の表面にピントの合っている所では、著しい点状ベルカが確認できます。 油体は長楕円体で、ブドウ房状です。
(2018.1.4. 富田林市 錦織公園)
◎ トサホラゴケモドキの胞子体の様子などは
こちらに載せています。 また、もう少し詳しい腹葉の様子などは
こちらに載せています。
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