明るい色のヒメトサカゴケ
Chiloscyphus minor、普通種で、このブログでもこれまでに何度か載せています。 再度載せることにしたのは、群落の色からも無性芽からも芳香からもヒメトサカゴケに間違いないはずですが、
① ヒメトサカゴケの葉先は浅く2裂するのですが、1枚目の写真のように殆どの葉は2裂しているとは言えませんし、
② 平凡社の図鑑では生育場所は「樹幹や倒木、岩上など」となっていますが、育っていたのは2枚目の写真のように、溝の縁のセメントに接しているとは言え、ヒラドツツジの植え込みの下の土の上でした。
上は腹面から撮った顕微鏡写真です。 葉の先はほんのわずか凹んでいますが、
こちらとはかなり異なります。
上は腹葉です。 幅は茎より太く2裂していることは今まで見てきたヒメトサカゴケと同じですが、裂片の側縁の様子はいろいろなようです。
上は葉身細胞です。
(2018.1.31. 堺市南区鉢ヶ峯寺)
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