ヤツデの葉の裏にいたウロコアシナガグモが目にとまり、撮った写真を確認して気がついたフカヤカタカイガラムシ
Protopulvinaria fukayai の幼虫です。
注意して見れば、近くの葉にもたくさんいました。 上の写真には、死んでしまったと思われるものも含めると、20頭ほどが写っています。
上の写真の大きい方で、体長は 1.4mmです。 小さな眼(下の写真)がかわいいですね。
フカヤカタカイガラムシは、成虫になると体長は3~4mmになり、体の周囲が茶褐色になるものの、体は幼虫とそんなに変わらず、扁平なままです。 オスは見られず、メスだけで単為生殖しているようです。
カタカイガラムシ科はメスの成虫が成熟すると、その背面が硬くなるものが多いところからの名称ですが、その見かけは極めて多様です。
(2017.12.30. 堺市南区茶山台)
下は Part1の2014.1.25.の記事として載せていた図ですが、こちらへ引っ越しさせておきます。
(2015.1.15. 堺市南区高倉台)
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