写真はタカネカモジゴケ
Dicranum viride var.
hakkodense のようです。 樹幹の下部で、濃い緑色の群落を作っていました。
多くの葉の先が折れて失われています。 これがタカネカモジゴケの特徴の1つで、折れた葉先は無性生殖に使われているのでしょうか。
北海道~九州のブナ帯から亜高山帯に分布するコケで、変種名は八甲田山にちなむのでしょう。
上の写真では、全ての葉の先が失われています。
葉の上部は溝状に凹んでいます。 上の写真の色の濃い部分は、左右の溝の壁が重なった部分です。 葉身細胞は矩形で厚壁です。
(2018.6.1. 青森県 蔦沼めぐり自然研究路)
◎ タカネカモジゴケは
こちらにも載せています。 また、
こちらには蒴に関してのことなどを載せています。
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