写真はフジハイゴケ Hypnum fujiyamae のようです。 倒木上に育っていました。 和名の「フジ」は種小名からしても富士山のようですが、分布は北海道~九州の山地ということです。
雨に濡れて光っているせいで、葉の縦じわがよく分かります。
不規則な羽状に少数の枝が出ています。
多くの葉の葉先は弱く鎌状に曲がっています。
葉は卵状披針形です。 上の写真のように、葉縁の下半部が反曲している葉が多くありました。 また葉の上部には小歯が並んでいます。
翼部の細胞は大きくて薄壁で、褐色または透明です。
葉身細胞は線形です(上の写真)。
(2018.5.31. 青森県十和田市)
◎ フジハイゴケはこちらにも載せています。
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