倒木上に育っていた、雨に濡れたチャボスズゴケ
Boulaya mittenii です。 硬いゴワゴワした手触りでした。
なお、チャボスズゴケはシノブゴケ科で、
スズゴケはスズゴケ科ですから、分類学上はかなり離れています。
平凡社の図鑑では、茎葉の長さは1~1.5mmとなっていますが、伸びたばかりの茎の先を調べたためか、それよりは少し小さいようです。
葉は乾くと茎や枝に密着します。
上は茎葉で、広卵形の下部から急に細くなっています。 下は赤い四角で囲った部分の拡大で・・・
各葉身細胞には1~2個の小さなパピラがあります。
上は葉身細胞です。 葉身細胞は厚壁で、長さは8~13μmです。
上は、左下に少し葉が写っていますが、葉を取り除いた茎の表面です。 茎や枝の表面には多くの毛葉が見られます。
(2018.5.31. 青森県十和田市)
◎ チャボスズゴケは
こちらや
こちらにも載せています。
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