Part1の2013.11.20.からの引っ越し記事です。
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イスノキの葉の裏にいたテントウノミハムシ Argopistes biplagiatus です。 前胸背板前縁が中央で前方に突出しています。 近縁のヘリグロテントウノミハムシでは突出が見られません。
最初に見つけた時は上のような状態で、テントウムシの仲間だと思いました。 しかし1枚目の写真のように歩きだすと、触角の様子が、テントウムシの触角ではなく、ハムシの触角です。
テントウムシの仲間が飛んで逃げる時は、翅を広げてワンテンポ置いて飛び立ちます。 しかしこのテントウノミハムシは、跳ねてから翅を広げるか、跳ねてそのまま落下するようで、一瞬のうちに視野から消えます。(この日は3頭のテントウノミハムシでそれを経験しました。)
写真で見ると、テントウノミハムシはアカホシテントウによく似ています。 しかし体長がかなり違っていて、アカホシテントウが6~7mmもあるのに対し、写真のテントウノミハムシは 3.5mmでした。 体型が似ていて体長が倍違うということは、縦も横も高さも倍違うわけで、立体的な大きさは2×2×2で8倍違うことになり、視覚的には全く違う大きさです。
(2013.11.16. 大阪市立長居植物園)
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