上はシシウド
Angelica pubescens です。 撮影は10月3日でしたが、この時期には花も若い果実も見る事ができます。 姿の美しさを撮るのなら、花の咲き始めのスクッと立ち上がった姿でしょうが、若い果実の集団美を撮るにはこんな姿の時期になってしまいます。
葉は複葉で、基部には膨らんだ葉鞘があります。
複数の小花序からなる花序は壮大ですが、個々の花はとても小さなものです。 花弁は5、オシベも5本ですが、花弁が開くにつれてオシベは1本ずつ伸びて花粉を出していきます。上の中央の花では、1本のオシベが伸びて花粉を出しています。 花粉を出している時期は雄性期で、メシベはまだ伸び出していません。 よく見ると、花盤から蜜を出して虫を呼んでいます。
左の花はまだ花弁が開いていません。
上の中央の花は、花弁もオシベも落ちてメシベが伸び出しています。 雌性期です。
上は若い果実です。 果実の先には花盤や柱頭が残っています。
上は若い果実の集団、なかなか美しいものです。
(2018.10.3. 金剛山)
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