写真は卵嚢を守るオオヒメグモ
Parasteatoda tepidariorum のメスです。 名前にオオ(=大)とついていますが、小さな種の多いヒメグモ科のなかでは大型ということで、メスの体長は5~8mm程度です。 成熟したメスは、背甲は濃褐色、腹部はほぼ球形で、その背面は黄褐色の地色に個体によって様々な模様が見られます。
上の写真でも卵嚢が2つありますが、メスは夏を中心に年に数回産卵します。
人家で普通に見られるクモで、衛生害虫を捕らえてくれる半面、網は不規則網ですから、すす払いなど清掃の対象となる、いわゆる“汚い網”です。
(2018.10.27. 堺自然ふれあいの森)
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