ヤノネゴケ
Bryhnia noesica は変異の大きいコケですが、写真のものもヤノネゴケのようです。 茎は不規則に分枝しています。 枝の幅は、葉を含めて1mm前後です。
枝が一方に寄っているのは、育っていた場所(下の写真)で垂れ下がっていたためでしょう。
上の写真は左下隅に流れが見えます。 ヤノネゴケはコンクリート製の溝の壁いちめんを覆っていました。
上は枝葉です。 中肋はかなり上まで伸びていて、全周に細かい歯があります。 翼細胞は茎葉ほどはっきりしていません。
◎ 茎葉はこちらに載せています。
葉身細胞は細長い六角形~線形で、背面の上端に小さな突起があります。
上は蓋のついている蒴と帽です。 蒴柄は基部まで全面にパピラがあります。
(2018.10.3. 金剛山)
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