写真はスジヒトツバ Cheiropleuria bicuspis です。 自生地は、伊豆諸島と東海以西の海に近い暖地ですが、琉球列島を除けば、限られた地域に少しずつ生育するのみです。
この仲間は中心柱の様子、鱗片を欠くことや葉脈の様子など、原始的な特徴を持っています。
上の写真で、幅広いのが栄養葉で、細長く1本の主脈があるのが胞子葉です。
上は葉脈の様子が分かるようにコントラストを強めています。 栄養葉は並行脈が目立ちますが、もっと細部を見ると、葉脈は網状に結合していて遊離脈があります。
(2021.3.3. 宮崎県日南市)
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