シナクジャクゴケ Hypopterygium tenellum が蒴をつけていました。 蒴柄は上部が褐色で下部は黒色に近く、クジャクゴケの蒴柄よりも濃い色です。
蒴柄はクジャクゴケなどに比べるとかなり短く、長くても1cmほどです。
上は植物体を腹面から見ています。 クジャクゴケやヒメクジャクゴケに比較すると葉は丸みを持っていて、腹葉の中肋は葉の中央以下で終わっています。
◎ 本種の側葉や腹葉の顕微鏡写真はこちらに載せています。
上の群落から少し離れた所には・・・
上のような群落もありました。 この群落では蒴は見られませんでしたが、新しい葉が多く、とても明るく美しい群落でした。
(2021.3.1. 鹿児島県・大隅半島)
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