2021-03-17

キオビエダシャク




  写真はキオビエダシャク Milionia basalis です。 2021年3月2日に宮崎県日南市で撮影しました。
 この蛾は元々東南アジアなど南方にしか生息していませんでしたが、温暖化の影響なのか、今世紀に入って九州南部(鹿児島県や宮崎県南部)に侵入してきました。 本来気温などの季節的変化の少ない所の蛾ですが、温度や昼夜の時間などの変化に合わせて卵・幼虫・蛹・成虫のいずれの形態で過ごすかを調節する能力があるようで、その土地の季節的変化とうまく合えば大発生にもつながり、合わない年には衰退するようです。
 とても美しい蛾ですが、幼虫の食餌植物はイヌマキやラカンマキの葉で、大発生時にはイヌマキの生垣や防風林などに大きな被害を与えているようです。

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