2021-07-09

オオムラサキホコリ

 切株上の上の変形菌(①)、変形膜が明瞭で、柄が比較的短く、子実体が束状になっていることなどから、オオムラサキホコリ Stemonitis splendens だろうと思いましたが、もう少し詳しく調べてみました。

 上の写真のスケールは、いちばん大きな目盛が1mmです。 子実体を1本ずつにする段階で、胞子は子嚢の先端部を除いて落ちてしまい、細網体のみになってしまいました。 子実体の長さは 12mmほどです。

 上は子嚢の先で、先端部には胞子が残っています。 軸柱は先端近くにまで伸びています。

 上は子嚢の中ほどで、黒く直線状に写っているのは軸柱です。 内毛は軸柱から派生していて(=軸柱とつながっている:青色の円の所など)、網目は大きく、網の結合部はしばしば広がっています(緑色の円の所など)。

 上は胞子です。


 別の場所にあった上の変形菌(②)も、大きさは少し異なるのですが、オオムラサキホコリだろうと思います。

 こちらの子実体の長さは 19mmほどです。

 上は①(左)と②(右の2本)を並べて撮っています。 小型の①の方が細網体も軸柱も細いようですが、網の粗さなどの特徴は同じとみて良いでしょう。

(2021.6.28. 京都御苑)

◎ オオムラサキホコリ(と思われる変形菌)はこちらにも載せています。

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