下は、2014.7.5.に堺自然ふれあいの森で撮影し、同日に Part1に載せていた引っ越し記事です。
写真はゴイシシジミ Taraka hamada です。 和名は翅の裏面の模様が黒い碁石を散らかしたように見えるところからでしょう。 ちなみに、翅の表は黒褐色です。
上の写真でもゴイシシジミはササの葉にとまっていますが、ゴイシシジミの幼虫はタケノアブラムシなどのタケやササにつくアブラムシを捕食して育ちます。
蝶や蛾の幼虫の多くが植物の葉を食べて育つなかで、蛾については何を餌にしているのか不明のものもありますが、少なくとも日本の蝶の中では完全な肉食性の幼虫はゴイシシジミの幼虫だけです。 また成虫もこれらのアブラムシの出す甘露に依存します。
下は上の写真の近くで昨年の6月末に撮った、ササの葉の裏にいたタケノアブラムシです。
※ タケノアブラムシも複雑な生活環を持っていますが、そのことはこちらに書いています。
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