写真はノコギリゴケ
Duthiella flaccida でしょう。 7月中旬の撮影ですが、古い枝の上に瑞々しい新しい枝が出て、肉眼的には2種類のコケが混じっているように見えます。
上がノコギリゴケの育っていた場所です。 滝の水が岩を伝い、ノコギリゴケの表面はしっとりと濡れていました。
羽状に分枝する這った茎から枝が出て、古い枝から新しい枝が出て・・・というふうに生長していくように見えます。
葉は多少扁平につき、長さは 1.5~1.8mmです。
葉は基部から漸尖し、鋭頭で、葉縁には小さな歯があります。 中肋は葉先よりかなり下で終わっています。
葉身細胞は長い六角形で、長さは 15~25μmです。 各細胞の中央には数個のパピラが1列に並んでいます。
(2017.7.12.大阪府高槻市 摂津峡)
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