春に生まれた若鳥たちの動きが目立つ時期です。 木の枝に飛来したシジュウカラの若鳥が何かをつついていました。 最初は枝についている虫でもつついているのだろうと思いましたが、全く場所を移動せず、熱心につついているので、双眼鏡で確認したところ、大きな蛾を足で押さえつけてつついていました。 蛾は時々翅を激しく動かしています。
写真を撮りたかったのですが、こちらが動けばきっと逃げられるだろうと、しばらく双眼鏡で見ていたのですが、蛾の翅が1枚捨てられたのを確認してカメラを向けようとしたところ、やはりその動きで蛾を咥えたまま飛び去ってしまいました。 下がその残された翅です。 モモスズメの後翅でしょうか。(下の写真のスケールの最小目盛は1mmです。)
こんな大きな蛾も餌にするということと、昼間は動かない蛾でも若鳥が餌として認識できるということに少し驚きました。
(2017.7.27. 堺市南区高倉台)
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