上はカギカモジゴケ Dicranum hamulosum でしょう。 写真が 90°回転してしまっているように見えますが、樹幹についているものを撮っており、写真はこれで正しい上下関係を示しています。
蒴は蒴柄に対して直立し、円筒形です。
上は茎の中ほどの葉で、長さは5mmあまりです。
上は葉の先の部分です。 中肋は葉先に終わっています。 左上に葉先の拡大を載せましたが、歯は2重になっています。
翼部の細胞はよく分化しています。
葉身細胞は一様に肥厚しています。
蒴歯は1列16本で、中部まで2裂しています。
(2017.6.14. 北八ヶ岳)
◎ カギカモジゴケはこちらにも載せています。
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