写真はコバノスナゴケ
Racomitrium barbuloides でしょう。
前に載せたものとは異なり枯れたような色をしていますが、これで生きています。 亜高山帯の、針葉樹林内ではなく、風雪に直接さらされる岩上に生育していました。 葉先の透明尖が目につきます。
乾くと葉は枝や茎にくっつきぎみになり、茎から短い枝がたくさん出ていることがよく分かります(上の写真)。
湿ると葉は反りますから、葉の折り畳まれていない簡易プレパラート作成はあきらめました。 しかし上の写真では中肋がどこまで伸びているのかも分からないので、偏光で撮ってみたのが下です。
中肋は透明尖のすぐ近くにまで達しています。
葉身細胞にはパピラがたくさん見られます(上の写真)。
(2017.6.13-15. 北八ヶ岳)
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