写真はササオカゴケ
Sasaokaea aomoriensis です。 笠井氏に案内していただいた水の残る休耕田で、多くの雑草に隠されるようにして群落を形成していました。
大型のコケで、羽状に分枝し、葉は平らについています。
上の写真ではできるだけ汚れていない茎の先の方を選んだからなのか、茎葉は少し小形になっているようです。 平凡社の図鑑では茎葉の長さは3~4mmとなっています。
上は茎葉で、鎌状に曲がっています。 上の写真では葉先が消失していますが、中肋は葉長の4/5ほどの長さです。 なお、数本の細長いものは、混入した毛葉です。
葉身細胞は線形で、長さは 40~70μmです(上の写真)。
上は毛葉です。
茎の横断面で、表皮細胞は小さく、中心束はわずかに分化しています。
(2019.11.21. 滋賀県高島市)
◎ ササオカゴケは
こちらにも載せています。
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