2020-12-07

コダマハネゴケ

 

 上の写真、ヒメサンカクゴケ(ほとんどピンボケです)と混生しているのはコダマハネゴケのようです。 学名は平凡社の図鑑では Plagiochila corniculata ですが、P. exigua となっているようです。

 あちこちの樹幹で、いろいろなコケと混生していました。上はケシゲリゴケとの混生です。 分布は平凡社の図鑑庭よればブナ帯~亜高山帯です。

 小さなハネゴケで、枝分かれはほとんど無く、葉の長さは1mmにも達しません。

 多くの葉は2裂ですが、少数の葉は先端の2歯以外にも歯を持っていました。

 腹葉は痕跡的です。

 上は葉身細胞です。 油体は紡錘形で、小粒の集まりです。

(2020.11.26. 奈良県 上北山村)


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