金属の案内板上で、小さな蜂がコケに頭を突っ込んで永眠していました(上の写真)。 蜂はコガネコバチ科の一種のようです。 蜂に注目して撮った写真ですが、コケも調べてみたところ、ヤマトヨウジョウゴケ Cololejeunea japonica でした。
上は腹面から撮っています 下は上の赤い四角で囲った所を拡大し、深度合成した写真です。
本種の腹片は変異に富んでいるのですが、上の写真では隣り合った葉の腹片でもかなり異なっています。
葉にはたくさんの円形の無性芽がついています。
上は葉身細胞です。 トリゴンは不明瞭で、油体は楕円体で小粒の集合です。
(2020.1.15. 箕面国定公園)
◎ ヤマトヨウジョウゴケはこれまで何度も載せています。
・腹片が変化に富んでいることは、こちらやこちらの腹片との比較でも明らかでしょう。
・こちらには造精器と思われる写真を載せています。
・こちらには花被の様子、腹片のつくり、無性芽の厚さなどを載せています。
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