ブナの幹についていた大きな葉状地衣、カブトゴケ属( Lobaria )の一種でしょう。 カブトゴケ属は22種あるとされ、主たる共生藻が緑藻である緑色カブトゴケ類と、主たる共生藻がシアノバクテリアである藍色カブトゴケ類に分けられますが、写真のカブトゴケは前者になります。
下は上の一部の拡大です。
上の写真の左の地衣体の縁にたくさんついているのは円筒状裂芽でしょうか。 当初絵合わせで、写真の地衣はナメラカブトゴケではないかと思っていたのですが、ナメラは栄養繁殖器官を持たないはずです。
(2021.7.9. 秋田県 岩手県寄りの標高800m地点)
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