上はヤマコスギゴケ Pogonatum urnigerum とカラフトシッポゴケが混生している様子で、8月13日に載せた写真の再掲です。
茎は何年か伸び続けるようで、上の写真の場合、昨年の葉は落ちでしまったのでしょう。 葉の長さは鞘部を除いて約5mm、蒴柄の長さは 1.5cmほどです。
今回は蒴があったので迷いませんでしたが、乾くと葉は縮れず、まるでスギゴケ属のように茎に接着します(上の写真)。
上の2枚は葉の横断面の中肋付近と葉縁付近です。 薄板は4~6細胞の高さで、端細胞は卵形~楕円形で、上縁の細胞壁にはパピラがあります。
上ははを腹面から撮っています。 端細胞のパビラは上のように葉の表面からでも確認できます。 端細胞は縦に長くなっています。
(2021.7.8. 秋田駒ケ岳 標高約1,400m)
◎ ヤマコスギゴケはこちらやこちらにも載せています。
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