写真はダチョウゴケ Ptilium crista-castrensis です。 蒴もついていました。
上の茎の長さは 13cm、大形のハイゴケ科です。 規則的に密に羽状分枝しています。
上の写真にも蒴が写っています。 蒴柄の基部は茎に隠されて分かりませんが、蒴柄の長さは3cmほどでした。
茎葉も枝葉も密につき、強く鎌形に曲がっています。 、葉は重なり、葉の基部は茎や枝に密着していますので、葉の形は取り出さないと分かりません。
上は茎葉です。 深い縦じわがたくさんあります。 中肋は2本で短いか、不明瞭です。
上は茎葉の翼部です。
葉身細胞は厚壁で、長さは35~50μmです(上の写真)。
上は蓋のある蒴です。 蓋には短い嘴があります。
上は古い蒴です。 内蒴歯が見えていませんが、蒴歯は完全です。
(2022.9.5. 北八ヶ岳)
◎ ダチョウゴケはこちらにも載せています。
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