ヤツデの葉の裏にいた写真の虫は、ハネカクシ科ヒゲブトハネカクシ亜科のケシハネカクシ族の一種でしょう。 頭部を胸部の下に入れていますが、この状態での体長は 0.8mmでした。 名前は芥子(けし)粒のように小さなハネカクシの意味でしょう。
こんな小さな、しかも立体感のある虫の体全体にピントの合った写真は深度合成しか方法は無いのでしょうが、その気力が湧いてきませんでした・・・。
ケシハネカクシ族の触角は10節から成り、第8節~10節が肥大化し、緩やかな球桿状となるようです。 この族は、日本では3属7種が記録されているようです。
この族には果樹などに悪影響を与えるハダニ類を捕食する種も多く含まれていて、生物的防除の観点から重要視されている分類群でもあるとのことです。
(上記内容の多くは、
山本周平氏のホームページから引用しました。)
(2015.2.10. 富田林市 錦織公園)
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