2015-02-26

チヂミバコブゴケ


 上の写真はシッポゴケ科のチヂミバコブゴケで、手前は霧吹きで湿らせてありますので、葉は伸びていますが、奥の葉は縮れています。 このように、チヂミバコブゴケの葉は乾燥すると縮みます。


 次に、蒴に注目します。 写真の状態の蒴はまだ若く、まだみんな帽子を被っていますが、このような若い蒴でも、その基部にこぶ状の突起が見られます。 下は蒴の拡大です。


 この「こぶ」は蒴の蓋が取れ、胞子を飛ばすようになっても、そのまま残ります(こちら)。

(2015.2.15. 交野市)