写真は、水が滴り落ちる垂直に近い崖に生えていた、アブラゴケ科のツガゴケ
Distichophyllum maibarae です。 小さなコケですが、濃い緑色で油のような光沢のある葉がびっしりと地表を覆っていると、なかなか美しいものです。
ツガゴケの葉には中央脈が1本あります。 ツガゴケによく似たアブラゴケには中央脈はありません。
蒴も小さく、2mmほどです。
蒴歯は内蒴歯と外蒴歯の2重になっています。
(2015.1.19・24. 堺市南区豊田)
◎ 特徴のある帽を被ったツガゴケの蒴の様子は
こちらに載せています。