2015-02-19

ハマキゴケ


 斜面の土留めのコンクリートがいちめん褐色になっているところをよく見ますが、ハマキゴケがいちめんに生えていることが原因であることが多いようです。 上はそのようなハマキゴケを少し斜めから接写したものです。


 しかしこのハマキゴケに水をかけてやると、みるみる葉が開き、上の写真のように、若い緑色をした葉が目立ってきます。


 空中湿度が比較的高い場所など、ハマキゴケにとって生育環境が良好な場所では、上の写真のように、緑の葉が多くなりますが、同様の変化を示します。 上の写真は、やはりコンクリートの土留めについていたハマキゴケですが、左上に霧吹きで水をかけた後です。 霧吹きですから水滴が拡散し、水のかかっていない右下から左上に、段階的に葉が開いています。

 ハマキゴケは、センボンゴケ科の蘚類です。 葉は長卵形で全縁、中肋は先端から飛び出しません。

(2015.2.15. 交野市)

 蘚類の分類や同定には胞子体の様子が大切になります。 あまり胞子体をつけないハマキゴケですが、その胞子体の様子はこちらに載せています。

0 件のコメント:

コメントを投稿