写真はギボウシゴケ科のナガバチヂレゴケ
Ptychomitrium linearifolium でしょう。 帽が蒴の中ほどまでを覆った姿が特徴的です。
なお、この蒴の年間をとおしての変化として、 11月のまだ若い蒴をつけた様子を
こちらに、胞子を飛散させた後の5月の様子を
こちらに載せています。
葉は線状披針形で、乾くと、上の写真のように、強く巻縮します。 そして、湿ると下のようになります。
葉先は鋭頭で、葉の上部に大きな鋸歯があります。 また、中肋は太く、葉の先端の下で終わっています。
なお、同じチヂレゴケ属の
チヂレゴケは、葉が全縁で、帽は蒴の基部までを覆っています。
(2015.2.15. 交野市)