写真はアゼスゲだろうと思います。
アゼスゲは花茎の頂部に3~5個の小穂をつけます。 頂小穂1~2個は雄性で、側小穂は雌性です。 上の写真では頂小穂がオシベを出していて、側小穂の鱗片はまだ固く閉じたままです。
最初は雌花の様子も、果胞の様子も撮ってからブログに載せるつもりでした。 しかし草刈りできれいになくなってしまいました。
じつは昨年も全く同じ状況で、1年待っても無駄だと分かりましたので、あきらめて載せることにしました。
アゼスゲは、農耕地周辺の、日当たりの良い湿った場所によく見られます。 ちょうど草刈りされやすい場所です。
上記のように、この場所のアゼスゲは昨年も種子を全くつけていないはずです。 しかし地下茎で生き延びて、今年も1枚目のような元気な姿を見せていました。
(2015.4.7. 堺自然ふれあいの森)
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