2015-05-02

フデゴケ


 上の写真、筆の穂先を並べたように見えるでしょうか。 ただしこれは乾燥した時の様子で、湿ると葉が開いて下のような姿になります。


 上の写真は、自然の状態でのフデゴケを上から見たもので、ゴミなども混じっています。 下は1株を分離して撮ったものです。


 2枚目の写真にもたくさん写っていますが、フデゴケは先が折れ易くなっています。 下は横から見たもので、折れた先が引っかかっています。


 この折れた部分は飛散し、条件の整った所に落ちれば、そこから増えていくのでしょう。


 フデゴケの葉は細く、葉の中肋は幅広く、葉の中部以上は中肋のみになります。 上の写真は葉の先端付近の顕微鏡写真です。

 フデゴケと同じ属にヤマトフデゴケがあります。 これまでフデゴケとして書いてきましたが、じつは上に載せた写真はヤマトフデゴケかもしれません。
 両者の違いは、葉の横断面を顕微鏡で見ると、フデゴケでは細かい細胞が葉の背側にも腹側にもある(こちら)のに対し、ヤマトフデゴケでは細かい細胞の存在は背側のみです(こちら)。


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