下は石の表面に貼り付いていたコケ(上の写真)をはがして、顕微鏡(10×10)で見たものです。
上の写真、葉の先は長さの1/4ほどがU字型に2裂しています。 また、節から仮根が出ていますが
土にまみれた仮根が発達していたのですが、メールで間違いではないかと連絡いただき、可能な限り土を落として顕微鏡観察し直した結果、下のように、腹葉(の一部 : 赤い矢印のところ)を観察することができました(2017.5.2.)。
葉や複葉の様子などから、ツキヌキゴケ科のチャボホラゴケモドキ Calypogeia argutaではないかと思います。 チャボホラゴケモドキはこちらにも載せています。
上は細胞をもう少し拡大したものです。
(2015.5.20. 東近江市 猪子山公園)