2015-05-28

イヨカズラ


 写真は和歌山県の大阪府に近い加太の、海岸沿いの道路脇に生えていたイヨカズラです(撮影:2015.5.17.)。 イヨカズラはこのような海岸に近い乾いた草地などに生えるガガイモ科の多年草です。
 上の写真では茎は直立していますが、なまえに「カズラ」とあるように、先が伸びるとツル性になります。 なお、名前の「イヨ」は最初に愛媛県(伊予)で発見されたところからということです。


 これまで何度か書いてきたように、ガガイモ科の花は、表面的には単純なように見えて、とても複雑なつくりをしています。 花は5数性で、花冠は5裂し、花の中央にはメシベと5本のオシベが一緒になったずい柱があり、ずい柱の周囲を5個の副花冠が囲んでいます。
 下のような花も混じることがあります。 下は奇形で、花冠は6裂、ずい柱を形成するオシベも6本、副花冠も6個です。



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