2015-05-13

テキリスゲ


 テキリスゲは湿地に生える多年草で、密生して大きな株になります。



 小穂は5~6個で、どれも垂れ下がります。 最上部の小穂は雄花だけか、先の方に雌花をつけ元の方に雄花をつけます。


 上は雌小穂の一部を拡大したものです。 柱頭は2本で、果胞はくちばしがほとんどありません。


 上は葉の一部です。 葉の縁はひどくざらつき、ススキの葉のように手を切り易いことが和名の由来になっています。

(2015.4.27. 堺自然ふれあいの森)

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