上の写真、エゴノキにたくさんの揺籃がついていて(赤い矢印)、その作成者も写っています(水色の矢印)。
上は完成している揺籃、そして下は作成中の揺籃です。
上の写真で、水色の矢印の所で、葉は主脈を除いて切断されています。 この切断場所より下の部分が巻かれて揺籃になるのですが、赤い矢印の所にエゴツルクビオトシブミがいて、巻き上げ作業を始めています。
上は巻き上げ作業中のメスですが・・・
途中でオスも加わり、メスは交尾しながら、オスを背負って作業しなければならなくなります。 上になっているのがオスで、首はメスよりも長く、体はメスより小さいようです。
作業中の揺籃には既に卵が産み落とされているはずですから、この交尾は次の産卵のために行っているのでしょうね。
なお、このメスはダニにも寄生されています(下の写真の黄色の円内)。 メスもたいへんです。
(2015.5.27. 岩湧山)
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