トウネンは、日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国で見られます。 小型シギの中では最も普通に見ることができますが、今は体の色の個体差が大きい時期ですね。
学名は
Calidris ruficollis で、この種小名
ruficollis は rufus(赤い)+ collum(頚)で、頚の赤い特徴から来ています。 もっとも頚の赤いのは夏羽の時だけですが・・・。
じつはもっと赤い、腹部まで赤いトウネンが飛来していると聞いて行ってみたのですが、残念ながらその個体には会えませんでした。
和名は、この鳥の体が小さいことや活発に動き回る姿から「その年に生まれた子」の意味で、江戸時代には「当年子」と呼ばれていたことに由来するようです。
上は大きさの比較のためにハマシギと一緒のところを撮ったものです。 手前4羽がハマシギで、奥の1羽がトウネンです。
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