2022-07-06

オオミゴケ

 

 岩上を這う写真のコケ、肉眼的にミノゴケの仲間と思い込み、調べても分からず放置していたコケですが、オオミゴケ Drummondia sinensis だったようです。

 這った茎から短い枝を上方に密に出し、そこに密に葉をつけています。 乾いた状態では上の写真のように縮れず枝に接します。 このように拡大して見ると、それぞれの枝はタチヒダゴケの仲間に似ているように思いました。

 枝の長さは約4mm、蒴柄の長さも約4mmでした。

 上は枝葉です。 中肋は太く、葉先近くに達しています。

 葉先は急に鈍く尖ります(上の写真)。 細胞は楕円形で厚壁ですが・・・

 厚壁の程度は葉や場所によって変わります。 細胞の長さは 10μm前後です。 細胞の表面は平滑ですが、少しマミラ状に膨れています。

(2022.5.17. 和歌山県橋本市矢倉脇)

◎ 和名は「大実ゴケ」で胞子が大きいことからと思われます。 その胞子の様子などはこちらに載せています。

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